Kenji Yanagawa Architect & Associates

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文化を創る場所


茅野市民館は、市民による、市民のための施設をテーマに、2001年に公開プロポーザルが行われました。竣工までに、建築家 古谷誠章 氏(NASCA)、茅野市設計事務所協会、及び市民の代表達によるワークショップを数多く行い完成されました。

この市民館は、劇場や音楽ホール、美術館、図書館、スタジオ、レストランなどの機能を合わせ持った文化複合施設で、茅野駅に隣接しています。建築物だけでなく、敷地全体が都市の広場や公園のような使い方が可能になっています。
劇場は、舞台からロビー、中庭へと連続的につながり、一体的に利用することができます。また、図書スペースは、駅からアプローチすることができ、駅の待合い場のようにもなっています。

現在、首都圏では地方の情報発信や商品販売ができる環境が整ってきました。こうした状況下で、いかに地方が独自性のある商品を開発するかで今後の地方の発展が左右されると思います。そのためには、まず地方の独自性、すなわち文化をしっかりと理解しないといけないのではないでしょうか。

今回、茅野市民館を訪れてみて、ここは、市民が自分たちの文化の魅力を再発見し、育み、独自性のある文化を創ることのできる場所になり得ると感じました。また、こうした施設が、地方創成の起爆剤に今後なっていくのだと思いました。

探訪日: 2017/ 05
探訪者: 柳川 実理
所在地: 長野県 茅野市
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by mys-style | 2017-06-16 09:00 | 建築採集(2017年)